吉田麻也【写真:Getty Images】
サウサンプトンの日本代表DF吉田麻也が、25日にホームでトッテナムと2-2で引き分けた試合について、「2失点目は僕のミス」と率直に反省した。26日の英地元紙『デイリー・エコー』が伝えた。
この試合にフル出場した吉田は、2-1で迎えた後半25分の守備時、U-21イングランド代表DFエリック・ダイアーのスルーパスに抜け出したベルギー代表FWナセル・シャドリに競り負けて同点ゴールを許した。
同場面について吉田は次のように反省している。
「僕らは勝てるはずだったけど、2失点目は僕のミスだ。シャドリはトッテナムでも素早い選手の一人だということは分かっていたから、このレベルでは常に小さな細部が大きな違いを生む。僕はそうした部分のプレーを改善しなければならない」
「僕とライアン(・バートランド)の間にスペースが空きすぎていた。僕は(ハリー・)ケインを警戒し過ぎていたから、あのようなスペースを作ってしまった。あの場面では、僕がライアンに少し僕とのスペースを埋めるよう伝えるべきだった。失点の原因はそこだった」
「今日の試合で僕のミスはあの場面だけだったけど、自分のプレーが良かろうが悪かろうが関係ない。あれはセンターバックの仕事だし、僕としては一つのミスが違いを作ってしまう」
一方、吉田は接戦となった試合について「両チームとも本当にいいプレーをしていたし、かなり刺激的な試合だった。この試合は非常に重要な試合だったから、お互いに勝つ気持ちが強かった。トッテナムとは勝ち点1差だし、相手監督は(マウリシオ・)ポチェッティーノ(サウサンプトン前監督)だったからというのもあった」と、白熱した理由を説明した。
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