指揮官も不十分? “クラッキさ”が足りないブラン
指揮官については、バルセロナ戦のあと、アル・ケライフィ会長が「来季も当然、ブラン監督が指揮をとる」とメディアが騒ぐ前に牽制パンチを打った。CLからは敗退したとはいえ、国内3冠がかかっている現状では、フランスメディアもブラン解任論は唱えていない。
個人的には、ブラン監督は国内3冠を実現するのは十分可能な指揮官だと思うが、彼の指導下でCL優勝ができるかどうかは疑問に思う。優秀な監督だし、世間の想像以上にイブラ等ビッグネームの信頼も得ているが、欧州最高峰に立つには、“クラッキさ”が足りない。
驚いたことに、バルセロナとの準々決勝1stレグでは、パルク・デ・プランスは満席にならなかった。土曜の5時開催のリール戦も、スタンドの半分が空席だった。
ベッカムがいた頃は連戦満員御礼だったが、飽きっぽいパリのサポーターはイブラ体制での3年目に、すでに物足りなくなってきているようで、スタンドで太鼓を叩いたり、歌って盛り上げているサポーターの何人かは、カタール勢の“仕込み”であるとテレビ関係者が言っていた。
サポーターが飽きているなら、親玉のカタール勢もそうなりつつあるかもしれない。せっかく基盤ができかけたところで、この先迷走しないためにも、今夏のメルカートでは上手く立ち回る必要がある。
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