イングランド・プロサッカー選手協会（PFA）の2014-15シーズン年間最優秀選手賞が26日に発表され、チェルシーに所属するベルギー代表のMFエデン・アザールが受賞したことを、英『BBC』など複数メディアが報じている。

　イングランド国内でプレーしている選手を対象に、選手間の投票によって決まるPFA年間最優秀選手賞はアザールに与えられた。同選手は首位を独走するチェルシーの中心選手として33試合で13ゴール8アシストをマーク。昨季はPFA年間最優秀若手選手賞にも選出されており、2シーズン連続の個人タイトル受賞となった。尚、同クラブの選手がこの賞を受賞するのは、2004-05シーズンのDFジョン・テリー以来の快挙である。

　アザールは「とても幸せだ。いつかはベストな選手になりたいと思っていた。今季の自分のプレーには満足している。これまでのシーズンと違うことは、重要なゴールを決めていること。私がこの賞に値するかどうかは分からないが、とても嬉しい。フットボールの全てを理解している選手から選ばれることは光栄だ」とコメント。

　また、PFA最優秀若手選手賞には、トッテナムに所属するイングランド代表のFWハリー・ケインが選出。21歳のストライカーは今季、スパーズでリーグ得点王ランク2位の20ゴールを記録している。

　ケインは「驚いているよ。自分と家族にとって誇りに思える瞬間だ。懸命に働いてきたことが結果につながったのだと思う。選手から認められることは特別なこと。この夜のことは一生忘れない」と喜びを語った。

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