2週間の離脱となるGKロマン・ヴァイデンフェラー【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントのGKロマン・ヴァイデンフェラーが2週間の離脱を余儀なくされるようだ。現地時間26日のドイツ紙『ビルド』が報じている。
ドイツ代表でもあり、ドルトムントの正GKでもあるヴァイデンフェラーは、25日のフランクフルト戦を背中に問題を抱えていたこともあり欠場していた。
さらに同紙によれば内転筋に筋損傷が発覚し、約2週間の離脱になるという。
この結果、28日に行われるバイエルン・ミュンヘンとのDFBポカール(ドイツカップ)準決勝は、フランクフルト戦同様にオーストラリア代表でもあるミシェル・ランゲラクが起用されることが濃厚となった。
しかし、ランゲラクは控えとは言えアジア王者のGKであり、対バイエルン戦において全勝中。過去3回しか対戦していないが、2010-11シーズンのブンデスリーガ、2012年のDFBポカール決勝戦、そして今季のドイツ・スーパーカップと全てにおいて勝利している。
今季で退任するユルゲン・クロップへ捧げる最後のタイトルのかかった大会での大一番を前に正GKの離脱は痛手ではあるが、相手がバイエルンとなるとランゲラクの相性が有利に働く可能性もある。
それでも、次節のホッフェンハイム戦、そして次のヘルタ・ベルリン戦をヴァイデンフェラー抜きで戦うことは、ヨーロッパリーグ出場圏内を目指すドルトムントにとって打撃となっている。
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