磐田の名波浩監督【写真:Getty Images】
明治安田生命J2リーグ第9節が26日に行われ、ジュビロ磐田はジェフユナイテッド千葉に2-0で勝利した。
試合後、磐田の名波浩監督は「伊野波と藤田を中心に、2m、3mにこだわってどうにか我慢してラインコントロールしてくれました」と、守備陣の対応を称賛した。
また「カミンスキーを中心に非常に強い意識を持って、中でやっている選手達がジャッジしてくれた結果、カウンターから2点目が生まれたんじゃないかなと思います」と、相手の攻撃を堅守で食い止め複数得点を奪ったチームを評価していた。
この日、磐田にはカミンスキーとジェイという2人の外国籍選手が出場していた。名波監督は彼らが強い思いを持って日本でプレーしていると語る。
「ポーランドとイギリスという国の中で、日本で成功した初めての選手だと証明したいと本人たちも言っていた。のちに続くポーランド人やイギリス人を増やしていきたい、そのためにも我々が成功しなくてはいけないんだと」
また、千葉にはスロベニアのネイツ・ペチュニクが出場していた。名波監督は彼について「J1にいってもトップクラスの選手だと思う」とコメントしている。
Jリーグにはブラジルや韓国から多くの選手がやってくる。その貢献度の高さを名波監督も理解しつつ「いろいろな国の選手が来るのはいいこと」だとも話す。
カミンスキーやジェイ、そしてペチュニクが活躍することで、Jクラブは様々な国の選手に目を向けるようになるのではないか。
それは将来的に、日本サッカーの成長にも繋がっていくはずだ。
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