オークランド・シティがオセアニアCL5連覇達成!【写真:Getty Images】
【オークランド・シティ 1-1(PK 4-3) チーム・ウェリントン OFCチャンピオンズリーグ決勝】
今年12月に日本で開催されることが決まったFIFAクラブW杯の出場権をかけたオセアニア・チャンピオンズリーグの決勝が26日に行われ、昨年王者で岩田卓也が所属するオークランド・シティとチーム・ウェリントンが対戦した。
ニュージーランド勢同士によるゲームが動いたのは14分、ジョアン・モレイラがPKを沈めてオークランドに先制点をもたらす。
その後1-0のまま試合は終盤へ。後がないウェリントンは79分、イアン・ホッグがニュージーランド代表GKタマティ・ウィリアムズも止められない一撃を突き刺し、残り10分で同点に追いつく。
そのまま延長に突入し、前半まで1-1のまま終える。そして111分、オークランドにビッグチャンスがやってくる。ライアン・デ・フライスのシュートがクリス・ベイルの手に当たり、この試合2度目のPKを獲得した。
だが、ダレン・ホワイトのPKはウェリントンの守護神マイケル・オキーフに止められてしまい、勝ち越し点を奪えなかった。
ベイルをハンドによるレッドカードで失って10人になったウェリントンだが、最後まで耐えきり、勝負の行方はPK戦に委ねられることに。
互いに1本ずつセーブされ、3-3で迎え、先攻のウェリントンは同点ゴールのホッグが5人目のキッカーとしてペナルティスポットに立つ。しかし、シュートは無情にもクロスバーを超えていった。
一気に優位な状況に立ったオークランドは5人目のキム・ダウックがしっかりと決めた。
これにより、オークランド・シティは大会5連覇と史上最多となる6度目の優勝を達成。今年12月に日本で行われるFIFAクラブW杯の出場権を一番乗りで手にした。
【得点者】
14分 1-0 モレイラ(オークランド)
79分 1-1 ホッグ(ウェリントン)
【了】