チェルシーのMFアザール【写真:Getty Images】
チェルシーのエデン・アザールがイギリス『スカイ』でのインタビューに応じ、チェルシーでの抱負を語っている。26日同メディアのウェブサイトにその内容が掲載された。
先日、現レアル・マドリー・カスティージャの監督を務める元フランス代表ジネディーヌ・ジダンが、アザールを絶賛するコメントを残したことがきっかけで、同選手のマドリー移籍が噂されるようになった。
しかし、ジョゼ・モウリーニョもそうしたように、当の本人も「僕はここ(チェルシー)でハッピーだ」と、移籍については否定的なコメント。現状に満足していることを明かした。
さらに「ここにはたくさんのビッグプレーヤーがいる。そして何より大切なことは、僕はこのクラブでトロフィーを獲得したいということ。それは可能なことだ」と、自信が所属するチェルシーを称えている。
バルセロナのFWリオネル・メッシ、マドリーのFWクリスティアーノ・ロナウド両選手と比較されることも多いアザールだが、「メッシとロナウドは違う惑星にいる」と、両選手を絶賛している。
しかし、現在24歳のアザールも今後、彼らのレベルまで到達することを夢見ているようだ。自身の将来について以下のように語った。
「僕も世界のベストになれるよう努力している。毎日喜びを感じながらトレーニングに臨んでいれば、僕も新たなレベルに到達できるだろう」
「僕はまだ若い。だけど、メッシは24歳の時点で2度の(FIFA)バロンドールを獲得していた。僕もまだまだ成長できる」
今季プレミアリーグでは、ここまで32試合全てに出場。13得点8アシストと出色の出来で、プロフットボール選手協会(PFA)が選出する、最優秀選手賞の最有力候補と見られている。
自身初のプレミア制覇も目前となり、アザールの勢いもさらに加速していきそうだ。
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