厳格な指揮官として知られるマンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督の好みの音楽が『ファンキー・ハウス』であることが明らかとなった。24日の英紙『マンチェスター・イブニング・ニューズ』などが報じた。
これはマンチェスター・ユナイテッドのイングランド人MFアシュリー・ヤングが23日のクラブ公式TV番組『MUTV』で明かしたもので、ファン・ハール監督は試合前の控室で流す音楽についてもこだわりを見せ、ファンキー・ハウスないしハウス系の音楽をかけるよう促しているとされる。
ヤングは昨夏に前副主将のフランス代表DFパトリス・エブラがユベントスへ移籍したことで、試合前の控室で音楽を担当する選手となったが、実権は監督に握られていると言う。
「僕は監督からファンキー・ハウスか、ハウス系の音楽しか流さないよう言われている。冗談抜きに、彼はハウスが好きなんだ」
ファンキー・ハウスとはハウス音楽の一種で、1970年代から80年代にかけて流行したファンク系の音楽から影響を受けて派生したもの。
マンチェスター・ユナイテッドの今季復調の陰には、こうした指揮官の嗜好する意外な音楽センスが影響しているのかもしれない。
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