セルヒオ・ラモス(右)と写真に納まるFWクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのFWクリスティアーノ・ロナウドは数ヶ月前、ペレス会長に契約延長の交渉がストップしているDFセルヒオ・ラモスとアンチェロッティ監督の契約を延ばすよう頼んでいたと、スペイン紙『マルカ』が24日に伝えている。
同紙によればC・ロナウドは、リラックスした会話でペレス会長に「会長、監督とセルヒオ(ラモス)の契約を延長すべきだ」と頼み、メッセージが重くならない様に冗談を交えながら伝えたという。
クリスティアーノにとってラモスとアンチェロッティ監督は不可欠な存在である。同選手はスペイン代表選手のリーダーシップとイタリア人指揮官のマネジメント力を高く評価している。
アンチェロッティ監督に至っては、感情的には父親の様な存在であるアレックス・ファーガソン氏の存在に近づいているようだ。サッカー面だけで分析した場合、ロナウドは「今まで指導してくれた最高の監督」と、プライベートでこぼしたほど尊敬しているとのこと。
問題はマドリーが今季無冠で終えた場合、2016年まで契約があるにも拘らずアンチェロッティ監督の首が飛ぶ可能性は濃厚だということ。ラモスは2017年まで契約を交わしているが、同選手が希望している巨額年俸をペレス会長が受け入れるかどうかが今後注目される。
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