ユベントスSDのネドベド氏【写真:Getty Images】
欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝の組み合わせ抽選会が24日に行われ、ユベントスは前回王者レアル・マドリーとの対戦が決まった。
ユベントスが最後に準決勝に進んだのは2002-03シーズンのことで、今回も12年前に同ラウンドで対戦したマドリーと試合を行うことになった。ユベントスは当時、現在クラブのスポーツ・ディレクターを務めるパベル・ネドベド氏のゴールでマドリーを下し、決勝進出を果たしている。
伊メディア『メディアセット』でネドベド氏は「当時のマドリーはジネディーヌ・ジダン、フェルナンド・イエロ、ロベルト・カルロス、ラウールなど素晴らしい選手が揃ったチームだった。今回もあの時と同様に我々が本命とは見なされていないだろう。しかし、ユベントスは常に競争力があり、恐れを抱いていない。
我々はイタリアのフットボールのために歴史的なことを達成したい。ベストを尽くすよ。自分たちのプレーをし、楽しみたいと思っている。CLの準決勝を前に、15ポイント差でセリエAの首位に立っていることや、コッパ・イタリアの決勝に進んでいることは予想していなかった。
決勝への道のりは長い。マドリーは世界で最も強いチームのひとつだからね。勝利するにはポール・ポグバやクワドォー・アサモアの復帰も重要な要素となる。だが、ユベントスにも優秀な選手は揃っているため、今の調子で戦えば結果はついてくると思う」と意気込んだ。
尚、ユベントス対マドリーの準決勝は、5月5日の1stレグをユベントス・スタジアムで、同13日の2ndレグをサンチャゴ・ベルナベウで行う。
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