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バイエルンにまた長期離脱者。独代表DFが復帰後約2ヶ月で再び重症

text by 編集部 photo by Getty Images

バイエルンにまた長期離脱者。独代表DFが復帰後約2ヶ月で再び重症

再び重症を負い手術となったDFホルガー・バドシュトゥバー【写真:Getty Images】

 チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグで劇的勝利を収めたバイエルン・ミュンヘンに再び長期離脱者が出てしまった。現地時間23日の公式サイトはDFホルガー・バドシュトゥーバーが左太ももの筋断裂により、手術を行うと発表している。

 バドシュトゥーバーは、同試合で負傷したようでアメリカに渡り手術を行うという。これにより3から4ヶ月の離脱と予想されている。

 同選手は2012年12月に右ひざの前十字じん帯を断裂。全治6カ月という診断だったが、練習中に同箇所を痛め、複数回の手術で20ヶ月に及ぶ離脱を余儀なくされていた。ドイツ代表のCB(センターバック)としても、期待されていたが、この負傷でブラジルW杯を断念。

 昨年2014年8月のDFBポカール(ドイツカップ)1回戦で復帰を果たしたものの、9月に行われたブンデスリーガ第3節のシュトゥットガルト戦で再び負傷。繰り返す負傷からようやく2月14日のハンブルガーSV戦で復帰したばかりだった。

 復帰後すぐにドイツ代表にも召集されており、今度こそ問題ないかに思われていた矢先の負傷となっている。

 負傷したバドシュトゥーバーは同サイトで「もちろん、今は非常に落ち込んでいる」と、コメントしつつ、「ポジティブに考えて、完全に治して戻って来る。そして、チームが復帰のために力を尽くしてくれるのはわかっている」と、前を向いた。

 また、カール=ハインツ・ルンメニゲCEOは「非常に残念だ。彼は復帰に向けて多くのことをしてきた。そしてまた今回だ」と、嘆いた。それでも「ホルガーは戦えると知っている。彼は我々にとって重要な選手だということを理解している。そして、それが早期復帰への後押しとなる」と、何度も大けがから復帰を果たしたバドシュトゥーバーの精神力を信じている。

【了】

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