現地時間の21日に行なわれたACLアル・アハリ(KSA)対アル・アハリ(UAE)の試合で、「人違い退場」が発生してしまった。これを受けて被害者となったアル・アハリ(UAE)はAFCに対して抗議を発表している。
事件が起こったのは61分、アル・アハリ(UAE)の8番エベルトン・リベイロが警告に当たるプレーをしたものの、審判は誤って88番マジド・ハッサンにイエローカードを出してしまう。ハッサンは既に1枚目のイエローカードを受けていたために退場となってしまった。
それまで1-0でリードしていたアル・アハリ(UAE)だが、10人の戦いを強いられ後半に2失点。試合はアル・アハリ(KSA)が2-0で逆転勝利を収めている。
これに対しアル・アハリ(UAE)は退場が試合結果に大きく影響したとして抗議を発表した。アル・アハリ(UAE)監督であるコスミン・オロライ氏は「このような重要なゲームで、こういったミスは許されるものではない」と激怒のコメントを発している。
Jリーグだけでなく、定期的に審判の質に関しての議論が巻き起こるACL。果たして、問題を解決していくことはできるのだろうか。
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