ビルバオに所属するDFラポルト【写真:Getty Images】
イングランド・プレミリーグのチェルシーが、夏の移籍でアスレティック・ビルバオに所属するフランスU-21代表のDFエメリック・ラポルトの獲得に動くようだ。
左利きの大型CBは、幼少期にスペインへ移住すると、16歳の時にビルバオの下部組織に入団。2012年にトップデビューを果たすと、翌年から主力に成長し、昨季はリーガ35試合、今季は27試合に出場している。クラブとの2018年まで契約を残しており、契約解除金は4200万ユーロ(54億円)に設定されている。
英紙『メトロ』によれば、チェルシーは、ドルトムントのDFマッツ・フンメルスやレアル・マドリーのDFラファエル・ヴァランの獲得に失敗した場合の備え、ラポルトを補強の第一候補としてリストアップしたようだ。また記事によると、同選手とスポンサー契約を結ぶアディダス社が、チェルシーのために違約金を捻出する構えがあると報じられている。
ラポルトにはチェルシーの他にバルセロナも興味を示しており、有望なCB獲得に向けて争奪戦が繰り広げられる見通しだ。
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