ギリシャサッカーの未来はどうなるのか【写真:Getty Images】
ギリシャがFIFAとUEFAから除名され、すべての国際大会から追放される可能性があると、現地時間22日のドイツ『DPA通信』を初め、各メディアが報じている。
ギリシャのアレクシス・ツィプラス首相は、ギリシャサッカー連盟を政府の管轄に置くことを望んでいる様子。
この計画が実行されれば、ギリシャサッカーに対し、国家が介入することとなる。さらに国際大会において、外部で問題が発生した場合は、政府側が最大2500万ユーロ(35億円)賠償請求可能となってしまうようだ。
政治介入を認めていないFIFAおよびUEFAは、ギリシャ政府に対して警告を書面で送付。両連盟は、この計画が通った場合に除名および、国際大会からの追放を通告したという。
リーグ42回目の優勝を果たした名門オリンピアコスなどチャンピオンズリーグ(CL)でも常連のクラブや、EUROでの優勝経験を持つ代表チームがサッカー界から消えるかもしれない事態にギリシャ政府はどう対応するのだろうか。
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