ヴォルフスブルクが注意を呼びかけたナポリの街事情【写真:Getty Images】
ヴォルフスブルクは現地時間の23日、ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグでナポリと対戦する。アウェイでの戦いとなる同クラブは、ファンへの注意を呼びかけている。
クラブが公式サイトにて呼びかけたのは、ナポリの交通事情や治安についてだ。交通事情に関しては「速度制限やアルコール規制」といった基本的なルールを確認することから始まり、バスやタクシー専用の車線などの”イタリア独自のルール”への注意を呼びかけている。
また、ナポリの治安に関しても「スリが多い」と警告している。「氷や汚れた服をぶつけられ、その隙に盗まれるケースがある」と詳細な対策も紹介しており、グループ移動を推奨している。また、サポーター同士の衝突を避けるため、「挑発的な会話やジェスチャー」を避けることを呼びかけた。
最後にヴォルフスブルクが注意を呼びかけているのは、試合後のスタジアムからの退出だ。ナポリの本拠地である「スタディオ・サン・パオロ」は試合終了後約15分はナポリファンが退出するまで、ヴォルフスブルクファンはスタジアムに残る必要がある。同じタイミングで出てしまうと、両チームのサポーターが衝突してしまうからだ。
欧州のコンペティションではクラブファン同士が衝突して問題となるケースも多い。クラブを熱狂的に応援するサポーターだからこそ、衝突なく開催されることを願うばかりだ。
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