スポーツデータ会社『オプタ』が20日、欧州4大リーグ(スペイン=32節、※イングランド=33節、ドイツ=29節、イタリア=31節)に所属する選手のパフォーマンスデータを更新し、17日にホームでメンヘングラートバッハと0-0で引き分けた試合でフル出場したフランクフルトの日本代表MF長谷部誠が、総合113位(前回111位)で日本勢最高位を保持した。
ブンデスリーガで10位に後退したフランクフルトの長谷部は、同リーグの総合ランキングでも29位(前回28位)に一つ順位を下げたものの、MFでは12位(前回12位)と変わらなかった。フランクフルトではドイツ人FWアレクサンダー・マイヤーに次ぐ2位。
同リーグ首位(総合5位)は、リーグで2位につけているウォルフスブルクのベルギー代表MFケビン・デ・ブルイネとなり、前回まで首位だったオランダ代表FWアリエン・ロッベンを抜いた。デ・ブルイネはアシスト番付でもトップに立っている。
日本勢2位は、ハノーファーの日本代表MF清武弘嗣で、チームは18日に敵地でレーバークーゼンに0-4で大敗し、13戦連続未勝利となったが、順位は15位のまま。フル出場した清武の総合順位は151位(前回121位)に後退し、同リーグでも36位(前回31位)、MFでも16位(前回13位)にやや順位を下げた。ハノーファーではスペイン人FWホセルに次いで2位。
セリエAで9位に後退したACミランの日本代表FW本田圭佑は、左足首負傷のため19日のミラノダービー、インテルとの大一番に欠場。チームは0-0で引き分けた。総合順位は392位(前回376位)で日本勢3位。同リーグで95位(前回93位)、MFに絞ると41位(前回41位)だった。ミランでは、セリエAで1位(総合7位)を維持したフランス代表FWジェレミー・メネズ、オランダ代表MFナイジェル・デ・ヨング、イタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラ、DFルカ・アントネッリに次いで5位。
なお、日本勢4位はブンデスリーガで11位マインツの日本代表FW岡崎慎司(総合397位)、同5位はプレミアリーグ7位サウサンプトンの日本代表DF吉田麻也(総合696位)が入った。
欧州総合トップ3は、リーガエスパニョーラ首位バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが首位を保ち、同リーグ2位レアル・マドリーのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド、プレミアリーグ首位チェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールが続き、変動はなかった。
※リーグ杯決勝戦の影響でチェルシー、レスターは1節少ない。FA杯準決勝の影響でアーセナル、アストン・ヴィラ、サンダーランド、ハルは1節少ない。
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