契約延長に合意するリバプールとスタンダードチャータード【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのリバプールは、クラブの公式メインスポンサーを務めるスタンダードチャータード銀行との契約を3年間延長することを発表した。
英紙『テレグラフ』によると、2015-16シーズンまでスタンダードチャータード銀行との契約を残すリバプールは、新たに3年間の契約延長を結び、2018-19シーズンまでパトーナー協定を続けることを決定。尚、同クラブはスタンダードチャータード銀行と2010年7月から胸スポンサー契約を締結していた。
リバプールのビリー・ホーガン最高商業責任者は「契約延長は我々とスタンダードチャータードが長年に渡って素晴らしい関係を築いていることを証明している。このクラブの胸スポンサーになることは一流の証であり、我々が初めてスポンサー契約を結んで以来、過去40年間でたった5つのブランドしかない。新契約が満了する頃には、スタンダードチャータードと10年ほどパートナーとして働いたことになる。これからも地域に密着し、価値や情熱を共有していきたい 」とコメント。
また、スタンダードチャータード銀行グループ最高経営責任者のピーター・サンズ氏は「リバプールは最高のクラブであり、世界中で人気の高いチーム。過去5年間のパートナー契約によって、消費者や取引先からより深い信頼を得た。クラブと協力し続けることでともに将来に向けて前進できることを嬉しく思う」と語った。
現在、スタンダードチャータード銀行から年間2000万ポンド(約36億円)のスポンサー収入を得ているリバプールは、新契約にともなって契約料を50%増やし、3000万ポンド(約54億円)を得たい考えがあるという。
プレミアリーグの他クラブは、マンチェスター・ユナイテッドがゼネラル・モーターズ・ブランドの1つであるシボレーと5300万ポンド(約96億円)、チェルシーが横浜ゴムと4000万ポンド(約72億円)、アーセナルがエミレーツ航空と3000万ポンド(約54億円)のスポンサー契約を結んでいる。
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