トニ・クロース【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのMFトニ・クロースは21日、アトレティコ・マドリーと対戦するチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグの前日記者会見に出席した。
マルセロやガレス・ベイル、ルカ・モドリッチに加えてカリム・ベンゼマも離脱濃厚だが、クロースは「1stレグの結果はかなり良い。チームメイトが離脱するのは良くないが悔やんでも何の役にも立たない」と、あくまで前向きの姿勢を崩さない。
中盤の相棒であるモドリッチに関して「我々にとってとても重要な選手だが、いない選手について話すべきではない。悔やむのではなく受け入れねばならない」と強調する。
一方、中盤でコンビを組む予定のアシエル・イジャラメンディとイスコを「2人共偉大なプレーヤー」と称賛し、起用法は「監督に聞かねばならない」と述べるにとどまった。
レアルは同じ街のライバルに今季一度も勝てていない。それでもクロースは「アトレティコがどんな試合をするかはよくわかっている。90分間自分たちらしいプレーを披露できれば準決勝に進める。目的は何が何でも準々決勝を通過することだ」と自信をのぞかせ、宿敵撃破に意気込む。
さらに「アトレティコのプレーは誰もが知っている。彼らは審判にもプレッシャーをかける」と批判めいた発言を残している。
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