イングランド・プレミアリーグのチェルシーに所属するスペイン代表のMFセスク・ファブレガスが、リーグ制覇に近付いている現在の心境を語った。

　チェルシーは、リーグ33節終了時点で2位アーセナルに勝ち点10差の首位を独走。ともに1試合ずつ未消化の状況だが、チェルシーが26日にエミレーツ・スタジアムで行われる天王山に勝利すれば、優勝をほぼ確実にすることができる。

　今季からクラブをけん引する27歳のゲームメーカーは、2003年にアーセナルへ加入して以降、8年間でFAカップとコミュニティー・シールドを獲得しただけにとどまり、バルセロナへと渡ってしまった。今回は念願のプレミア制覇を果たす最大のチャンスとなる。

　英紙『デイリー・ミラー』でセスクは「プレミリーグを獲りたいんだ。サポーターの満足感を与えたい。彼らはリーグタイトルから5年遠ざかっている。私は27年間だ。出来るだけ早く優勝が決まって欲しい。

　我々は現在ムラなく試合を戦えている。彼ら（アーセナル）とは10ポイント離れているが、自分たちにプレッシャーをかけるような結果にはしたくない。エミレーツは常に難しい場所だ。良いパフォーマンスを見せなければならない」と古巣クラブとの一戦に意気込んだ。

　尚、チェルシーがアーセナルに勝利した場合、残り5試合で3ポイントを獲得すれば、2009-10シーズン以来となる5季ぶり5度目の優勝が決まる。

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