ユナイテッドに所属するDFルーク・ショー【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表のDFルーク・ショーは、新天地で重圧や怪我に苦しみながらも、今後に向けて確かな手応えをつかんでいるようだ。
19歳のショーは、今季開幕前に移籍金2800万ポンド(約50億円)でサウサンプトンからユナイテッドへ加入。しかし、新監督を迎えたチームの事情や、本人の度重なる怪我の影響もあり、シーズンを通して上記の値段に見合う活躍を見せられていない。
だが、前節のチェルシー戦では、MFアシュリー・ヤングとコンビを組む左サイドで積極的な仕掛けを見せ、決定的なチャンスも演出。試合には敗れたもの、今後に期待できる印象的なプレーを披露した。
英紙『テレグラフ』でショーは「私はまだ若く、世界で最も大きなクラブの重圧に慣れることに苦しんだ。出場試合数はそれほど多くないため、私に対する否定的なコメントもたくさん存在する。悩んだりもしたよ。なるべく無視するようには心がけている。チェルシー戦が復活の始まりとなることを願っているよ。6週間ぶりの試合だったし、ピッチの戻ってこれたことは素晴らしい」と復帰を喜んだ。
また、FAカップ準々決勝のアーセナル戦でハーフタイムに交代を命じられ、その後4試合に欠場したことについては「チームにフィットしていないという指摘もあったが、それは真実ではない。(ルイ・)ファン・ハール監督には試合後に背中を負傷していたことを伝えた。彼は私の将来を考えて無理をさせようとはしなかった。
それから3週間は監督からの教えを学び、ビッグゲームにも出場できるくらい信頼されるようになったんだ。ファン・ハール監督は表と裏がある。しかし、本当にナイスガイで素晴らしい監督だよ」と当時のことを振り返った。
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