不調のローマにウルトラスの怒りが爆発している。19日、イタリア通信『アンサ』が報じた。
ローマは2015年に入りリーグ戦15試合で4勝1敗10分と不調が続いている。前節トリノに引き分けたことで宿敵ラツィオに2位の座を奪われ、今節もアタランタに勝ち切ることができていない。
アタランタ戦後、ローマのウルトラスの怒りが爆発。約500人のサポーターがパロッタ会長に抗議デモを行なった。アタランタ戦のクルヴァ・スッド(ゴール裏)では、約3万人のサポーターがルディ・ガルシア監督の不甲斐ないサッカーにブーイングを浴びせている。
ロマニスタ(ローマファン)にとって、同じ街のクラブであるラツィオに負けることは耐え難い屈辱だ。ラツィオ対ローマのローマ・ダービーは、5月24日のセリエA第37節に開催される。順位の上でもデッドヒートを展開している2クラブだけに、この上ない盛り上がりが予想される。
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