ユベントスに所属するFWテベス【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAのユベントスに所属するアルゼンチン代表のFWカルロス・テベスが、自身の去就問題について現在の心境を語っている。
ボカ・ジュニオルス復帰の噂が報じられているテベスだが、先日クラブのジュゼッペ・マロッタCEO兼ゼネラルディレクターが同選手の移籍を否定した。これに続きテベスは、2016年まで契約を残すユベントスを早期退団する意志がないことを、仏メディア「バイン・スポーツ」で明言している。
「最近は自分についての報道が多過ぎる。今はユベントスのことだけ考えたい。チームは非常に調子が良いからね。君たちが私の将来のことだけ話すのは正しいとは言えない。
今後のことについて何か決断したときは、ファンが一番最初に知ることになるだろう。期限を設けているわけではない。ボカの(ダニエル・アンジェリッシ)会長が話したような復帰話は真実ではないよ。私はユベントスでの仕事にもっぱら集中している」
アンジェリッシ会長は、テベスが来季から古巣クラブに復帰する意向があると、公に話していた。ユベントス首脳陣を困惑させた会長の行動は、同選手の今後の去就にどのような影響を与えるだろうか。
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