インテルを率いるマンチーニ監督【写真:Getty Images】
イタリア・セリエA第31節が19日に行われ、日本代表のDF長友佑都が所属するインテルは、同代表のFW本田圭佑が所属するミランと対戦し、ホームでのミラノダービーを0-0のスコアレスドローで終えた。
インテルは、幾度となくミランゴールに迫ったが得点を奪うことができず、DFルカ・アントネッリがエリア内で犯した微妙なハンドもPKとはならなかった。
試合後、伊メディア『スカイ・スポーツ』でロベルト・マンチーニ監督は「最初の20分と後半の出来は慰めになる。勝てなかったことは残念だ。しかし、我々の術は残されていなかった。ミランはうまく守り、いくつかの場面では幸運だった。今日のような試合展開では、どうにもならないこともある。来季の対戦では違う流れになることを願っているよ。(アントネッリのプレーは)明らかにPKだった。間違いないと思う」と振り返った。
残り7試合となったシーズンの展望については「11月に就任したのだから間違いも犯すし、選手の特徴を理解するのも時間がかかる。だが、たとえそうだとしても、今から6、7ポイントを獲り、チャンピオンズリーグ出場権を争えると思った。チームは私の考えを理解するのに時間がかかったし、多少の運のなさもあった」と厳しい状況であることをほのめかした。
ミランと引き分たインテルは、勝ち点42の10位に沈んでおり、ヨーロッパリーグ出場圏内には勝ち点8差となっている。
【了】