ミランを率いるインザーギ監督【写真:Getty Images】
イタリア・セリエA第31節が19日に行われ、日本代表のFW本田圭佑が所属するミランは、同代表のDF長友佑都が所属するインテルと対戦。ミランは相手に押し込まれる場面もあったが、失点せずに乗り切り、“ミラノ・ダービー”は0-0で分けた。
試合後、伊メディア『スカイ・スポーツ』のインタビューに応えたミランのフィリッポ・インザーギ監督は「最初の20分では良い結果を期待した。ボールを支配し、チャンスを作り出していたからね。我々は序盤に得点を決めておくべきだった。チームは全力を尽くしたと思う。どちらが勝っても負けてもおかしくない試合この試合だった。ドローは正しい結果だ」とコメント。
また、ルカ・アントネッリのハンドがPKにならなかったことについては「彼とエルナネスはとても近かった。意図的なものではないよ。最初は微妙でどうかと思っていたが、改めて考えるやはりPKにするべきではないと思う」と審判の判定が正しかったことを強調した。
最後に、名門として危機的な状況にあることについて聞かれると「我々は今季、怪我人が多く、非常厳しい2ヶ月を送った。シーズンを通して主将の(リッカルド・)モントリーボが試合に出場できなかったことは忘れるべきではない。イタリア代表でもリーダーを務める男だ。彼には他の選手に影響を与える特別な力があるからね。もちろん、我々はいかなる状況でも重圧に耐えてやっていくしかない。残り試合を全力で戦ってうまくシーズンを終えたい」と目先のゲームに集中して臨む考えを示した。
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