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モイーズ監督、マンU時代にルーニーのチェルシー移籍を留めたことを明かす

text by フットボールブルー photo by Getty Images
モイーズ監督、マンU時代にルーニーのチェルシー移籍を留めたことを明かす
元ユナイテッドのデイビッド・モイーズ監督とウェイン・ルーニー【写真:Getty Images】

 現在はレアル・ソシエダを率いるデイビッド・モイーズ監督が、マンチェスター・ユナイテッド時代の2013年夏に、ウェイン・ルーニーを慰留するために尽力しなければいけなかったと明かした。サー・アレックス・ファーガソン氏が去り、チェルシーが「ルーニー獲得に近づいていた」という。

 ユナイテッドで10ヶ月しか続かなかったモイーズ監督だが、彼の政権はルーニーを留める闘いから始まったようだ。

 モイーズ監督は『サンデー・タイムズ』で、「今はウェインのことを喜んでいるよ。チェルシーが彼の獲得に近づいていたからね。ジョゼ(・モウリーニョ監督)が関心を寄せていたんだ。だが、我々はどんな金額でも取引しない」とチェルシーがルーニー獲得に動いていた過去を明かした。

 また、同監督はエバートン時代にルーニーを指導していたときときのことを、「私はルーニーを見た。16歳のときに彼をプロデビューさせたのは私だ。そして今の彼は、ユナイテッドのあらゆる得点記録を更新しようとしている」と振り返っている。

 かつてはルーニーがエバートンを去ってユナイテッドへ移籍した2004年には公に衝突したこともあったが、「ウェインがユナイテッドを簡単に去っていてもおかしくなかったのは、ほんの少し前のことだ。だが、私はいつもイギリス人選手が出るのは良いことだと感じてきたがね。どこでプレーしようが、彼は偉大な選手であり、何より大事なのは、彼は常に得点を挙げるということだ」と賛辞の言葉を送っている。

【了】

(※)本記事はインデペンデント紙との独占契約により、Football.Blueが日本での配信を行っています。

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