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セリエA 10年前

【海外メディアはこう見た】インテルvsミラン

text by 編集部 photo by Getty Images

順位は低くともティフォージの熱は最高潮

 ミラノダービーの名物ともいえる芸術的なコレオグラフィー。今回は両チームともにミラノの街を題材にした作品を披露。順位の上では低迷するインテルとミランだが、ダービーにかけるティフォージ(ファン)の熱量は最高潮のままだ。


 
 本田に代わって右WGで出場したスソが早速チャンスを演出。強烈なミドルシュートを放つが、ハンダノビッチが素晴らしいセーブをみせた。


 
 30分にはミランがゴールネットを揺らすも、ここはオフサイドで取り消される。FKからメクセスがコースをずらし、デヨングが折り返したところをアレックスがボレーシュートを決めた。しかし、メクセスが触れた時点でデヨングがオフサイドポジションにいたため、このゴールは認められない。


 
 開始30分でマテオ・コバチッチは33本中30本、91%のパスを成功させる。インサイドハーフでの起用に見事に応え、チームにリズムをもたらす。


 
 しかし、そのまま前半は均衡した展開が続きスコアレスでハーフタイムを迎える。


 
 試合の主導権を握るのはインテル。しかし、ミランも少ないチャンスで枠内に確実にシュートを飛ばす。

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