どちらも決め手を欠きスコアレスドローに終わったミラノダービー【写真:Getty Images】
【インテル 0-0 ミラン セリエA 第31節】
イタリア・セリエA第31節が現地時間19日に行なわれ、DF長友佑都が所属するインテルはホームでMF本田圭佑の所属するACミランと対戦した。
ミラノダービーで日本人対決が注目される中、両選手ともに負傷明けからかベンチスタート。順位的にも9位と10位の対決となり、盛り上がりに欠けるかと思われたが、チケットは完売となり満員のスタジアムで熱気にあふれる一戦となった。
不調とは言え、ヨーロッパリーグ出場、そしてイタリアを代表するダービーとあって両チーム負けられない。
試合はホームのインテルが優勢に進める。押され気味だったミランもスソのミドルシュートなどでチャンスをつかむが、ここはGKハンダノビッチが得点を許さない。
ペースをつかみはじめたミランは、29分にFKからアレックスがゴールネットを揺らしたかに見えた。しかし、これはオフサイドの判定でゴールは認められず先制とはならない。
その後はどちらも決定的なチャンスが作れないまま試合は進み、スコアレスで前半を折り返した。
後半開始からミランが積極的に攻める。インテルもカウンターからチャンスをつかむが、オフサイドで得点とはならなかった。
インテルはさらに57分、パラシオが決定機を迎えるが得点ならず。ここから徐々に盛り返すインテルだったが、得点を奪うには至らない。
73分にインテルは、カウンターからエルナネスが左サイドを抜け、クロス。中央のパラシオには合わなかったがミランのメクセスにあたりゴールへ。しかし、これは、直前のパラシオのファウルにより得点が認められなかった。
先制のチャンスを逃したインテルは、77分にシャキリを投入。波状攻撃を仕掛けるも、ミランのGKディエゴ・ロペスが体を張って得点を許さない。
このままどちらもGKの好セーブなどで得点が奪えず、試合はスコアレスドローで終了した。
【得点者】
なし
【了】