シティのペジェグリーニ監督(右)とY・トゥーレ(左)【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティのMFヤヤ・トゥーレの代理人を務めるディミトリ・セルク氏がクラブの首脳陣、そして現指揮官のマヌエル・ペジェグリーニを批判している。
18日付のイギリス『サンデー・ミラー』によると、セルク氏は今季無冠でシーズンを終えることが濃厚となったチームについて、以下のように話している。
「今季起きたことについて、ヤヤを批判しようとしている人間がシティにはいる。しかし、彼らは自分たちの誤ちについては話そうとしない」
「私が話しているのは、高額な選手を買ってきてベンチに置いている首脳陣のことだ。彼らは(モンテネグロ代表FW)ステバン・ヨベティッチに大金を注ぎ込んだが、チャンピオンズリーグのメンバーから外した」
このセルク氏のこのコメントはクラブの補強面に関与する最高経営責任者(CEO)のフェラン・ソリアーノやフットボールディレクターを務めるチキ・ベギリスタインらを批判しているものと思われる。
さらに、現指揮官のマヌエル・ペジェグリーニについても厳しいコメントを残している。同監督は、就任1年目の2013-14シーズンにプレミアリーグとリーグカップの2冠を達成した。
しかし、セルク氏はそのチリ人監督について「彼のことは不憫に思うよ。良い指導者(coach)だが、監督(manager)としては弱い。彼は(前任の)ロベルト・マンチーニが残したチームでタイトルを獲得した」と、述べている。
また、注目されるY・トゥーレの去就については、「すでに2つのビッグクラブが、彼は獲得可能かを訊ねてきた。もしシティに彼を売ると決めたら、さらに10クラブが24時間以内に電話をかけてくるだろうね」と、このように話している。
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