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香川真司 10年前

退任の指揮官に恩返しのゴール。香川「色々な経験をさせてくれた。本当に感謝の気持ちで一杯」

text by 編集部 photo by Getty Images

「次のシーズンに繋げるためにも、やれることはやっていきたい」

――前半に比べて後半のチームパフォーマンスが上がったが、ロッカールームで誰か何か言った?

「いや、特に。前半の戦いを続けていこうって言っていましたし、その中でいい立ち上がりで点が取れたんで。ああなれば、やはりより勢いが増すというか、自信が増すというか、積極性が出て行くというか。全ては点が取れることがどれだけ大きいかというのが証明出来たんじゃないかなと思います」

――久々のゴールの割にはテンションが上がり切らない感じは?

「そうですね。まだまだ物足りないですし、特にホームで今シーズンまだ2点目ですし、サポーターに対してもそうですけど、自分の結果に対しても悔しい気持ちが一杯なんで。喜んでいる場合ではないというか、これをいかに2点、3点取るかに向けてやっていくか、そこが一番大事かなと思います」

――今の目標としては、ポカールは優勝したいというのはあるけど、リーグ戦では?

「もちろんポカールは、大きな目標ですし、リーグも残り5試合もちろんモチベーションの置き方っていうのは凄く難しいなっていうのは、優勝争いを経験しているからこそ感じるところはありますけど。そこはプロとしてやらなきゃいけないですし、次のシーズンに繋げるためにも、やれることはやっていきたいと思います」

――誰が監督に来るかにしても、これからの試合を新しい監督は必ず見ている。どういうプレーをするのか?

「そこまで考える必要はないですけど、残り数試合でやれるだけのことはやる、やるようにしていますし、もちろん来シーズン新たな関係がまた始まりますし、ラスト数試合、今シーズン難しさはありましたけど、しっかりやり切れるようにしたいです」

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