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香川真司 10年前

退任の指揮官に恩返しのゴール。香川「色々な経験をさせてくれた。本当に感謝の気持ちで一杯」

ブンデスリーガ第29節、ドルトムントはホームでパーダーボルンに3-0と快勝。退任を発表したユルゲン・クロップ監督に勝利を贈った。フル出場した香川真司もチーム3点目を決めて貢献。試合後、その胸中を語る。

text by 編集部 photo by Getty Images

「感覚的には悪くなかった」

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チーム3点目を決めた貢献香川真司【写真:Getty Images】

――久々にゴールを決めたことは大きい?

「そうですね。ホームなので」

――もっとプレー内容で、というものあった?

「そうですね。もちろん改善はありますし、精度を高めていかなくてはいけないところはたくさんありますけど、とりあえず勝ったことが良かったです」

――今日は、監督が辞めるというのもあって、そこで酷い戦いは出来ないというのもあったのでは?

「もちろん、やはり、そういうのはありました」

――あまり下がってこないで高い位置にいるような感じがあったが、意図は?

「もちろんそこでボールを受けて、ちょっと下りてという意識はしていましたし、リズムを出すためにボールを触りたかったんで。そういう意味で、感覚的には悪くなかったですし、集中出来ていたんで、前半の内に点を取れればもっと落ち着いたんじゃないかと思います」

――今日は立ち上がりから凄く裏に抜けるスプリントが多かった。得点したところも

「そうですね、裏への抜け出しであったり、質であったり、スプリントだったりっていうのは意識しています。そこはやっぱり、このチームに必要だと思っているんで、今日は意識していました」

――パダーボルンのDFラインはバラバラになることが多かったが、その辺が狙い目だというのは?

「そうですね。まあ、結構ルーズだったんで、裏であったりもそうですし、ポジショニングさえ良ければ、簡単に点を取れるんじゃないかっていうのはありました」

――ゴールシーンはCBが出てきて、パスミスして

「あれはもういいボールが来て、ディフェンスの前に入れたのが全てだと思います。良かったと思います」

――胸で止めて前に入ったっていうのは、理想どおり?

「そうですね」

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