ドイツ各紙から高評価を得たMF香川真司【写真:Getty Images】
【ドルトムント 3-0 パーダーボルン ブンデスリーガ第29節】
ドイツ・ブンデスリーガ第29節が現地18日に各地で行われ、日本代表のMF香川真司が所属するボルシア・ドルトムントは、ホームでパーダーボルンと対戦して3-0で勝利した。
同試合で今季限りで退任となる恩師ユルゲン・クロップ監督への恩返しとなるチーム3点目のゴールを決めた香川。ドイツ各紙は軒並み高評価を与えている。
ドイツ紙『ビルド』、地元紙『レヴィア・シュポルト』では、チーム最高となる「2.0」を付け、『レヴィア・シュポルト』では単独トップの評価となっている。
また、同紙は「前半は少し神経質になっていたが、後半になり花開いた。試合にスピード感を与え、相手の(ウーベ・)ヒュネマイヤーと(ラファエル・)ロペス=ゴメスに休む暇を与えなかった。80分には得点も記録した。彼はベスト・ボルセ(ボルシアの一員)だ」と、評している。
また、『ルール・ナッハリヒテン』と『デア・ヴェステン』では共に「3.0」で前者はチーム3番目タイ、後者はチーム2番目タイの評価となっている。
『デア・ヴェステン』は「並外れた多くのボールを供給し、何度もボールを受けていた。しかし、頻繁に失うことも多かった。しかし、後半は裏にスペースもできたため、力強くもなった。80分には、(ヘンリク・)ムヒタリアンの長いパスを受けて、得点を記録した」と述べている。
ドルトムントは、連敗を脱出し、8位に浮上。5位アウグスブルクとの勝ち点差は「6」のままだが、19日に行われる6位シャルケとの勝ち点差が「5」となり結果次第では、再びヨーロッパリーグ出場権が見えてきた。
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