今季3点目となる得点を決めたMF香川真司【写真:Getty Images】
【ドルトムント 3-0 パーダーボルン ブンデスリーガ第29節】
ドイツ・ブンデスリーガ第29節が現地時間18日に各地で行われ、日本代表のMF香川真司が所属するボルシア・ドルトムントは、ホームでパーダーボルンと対戦して3-0で勝利した。
同試合の80分にチーム3点目、自身今季3得点目となるゴールを決めた香川のコメントを公式HPが紹介している。
香川は試合を振り返り「前半に1点くらいは決めるチャンスがあった。でも、後半にはしっかり決めることが出来た。全体的に納得いく結果だと思う」と、語った。
そして「チームはオフェンス、ディフェンス両方ともしっかりと出来ていた」と、チーム全体の出来に手ごたえも感じている。
ドルトムントへ復帰したフライブルク戦以来のホームでの得点に「やっとホームで決めることが出来た」と安堵し、「サポーターを長い間待たせてしまって申し訳ない」と話した。
また、自身のパフォーマンスに関して「今季は色々考え過ぎて安定していない」と明かし「シーズン終了までこの調子を維持したい」と、得点を決めた感覚を残りの5試合とDFBポカール(ドイツカップ)まで持ち続けることを望んでいる。
そして、「1試合、1試合チーム全体でこの調子を続ければ、次も勝つことが出来る」と考えている。
今季退任になる恩師ユルゲン・クロップ監督についても言及し、「クラブにとって非常に大きなものを失う。でも、それは監督が自身で決めたこと」と、監督の決断を尊重し「僕らは最後まで全力で戦うだけ」と、少しでも良い結果で終えること誓った。
さらに「もちろんすごく感謝している。そして申し訳なく思っている」と、感謝の気持ちと今季の不調を悔やみ、「寂しいし、悲しい。でも、ビジネスである以上僕らは前に進むだけ」と、前を向いた。
【了】