衝撃的なドリブルシュートを決めたレオナルド・ボヌッチ【写真:Getty Images】
【ユベントス 2-0 ラツィオ セリエA 第31節】
イタリア・セリエA第31節が現地時間18日に行なわれ、首位ユベントスがホームで2位ラツィオと対戦した。
チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグ・モナコ戦を控えるユベントスはFWアルバロ・モラタ、DFシュテファン・リヒトシュタイナーを温存。一方のラツィオはDFステファン・デフライが負傷により欠場した。
両チームのスターティングメンバーは以下。
ユベントス(3-5-2)
GK:ジャンルイジ・ブッフォン
DF:アンドレア・バルザーリ、レオナルド・ボヌッチ、ジョルジョ・キエッリーニ
MF:シモーネ・パドイン、アルトゥーロ・ビダル、アンドレア・ピルロ、クラウディオ・マルキージオ、パトリス・エブラ
FW:カルロス・テベス、アレッサンドロ・マトリ
ラツィオ(4-3-3)
GK:フェデリコ・マルケッティ
DF:ドゥシャン・バスタ、ロリク・サナ、マウリシオ、エドソン・ブラーフライト
MF:ダニーロ・カタルディ、ルーカス・ビグリア、セナド・ルリッチ
FW:フェリペ・アンデルソン、ミロスラフ・クローゼ、ステーファノ・マウリ
序盤は両チームともに激しいプレッシングでチャンスを作らせない。
それでも16分、またしてもこの男がゴールを奪う。ボヌッチのフィードのこぼれ球から、一瞬の隙を突いてテベスが抜けだす。そのままGKとの1対1を制し、先制点を決めた。
すると28分、ユベントスに衝撃的な追加点が生まれる。DFラインでボールを奪うとボヌッチが猛然とオーバーラップ。そのままドリブルで持ち込み強烈なミドルシュートを沈めた。
2 – Leonardo Bonucci ha segnato il 2° gol da fuori area in questo campionato (3 totali). Variazione. #JuveLazio pic.twitter.com/r2FnLIiKAp
— OptaPaolo (@OptaPaolo) 2015, 4月 18
前半終了間際の47分、再びユベントスにチャンス。右サイドからビダルが素晴らしいクロスを放つと、エブラがヘディングで合わせるも、わずかに枠の左にそれた。
そのまま前半は2-0で終了。ユベントスが力の差をみせつける展開でハーフタイムを迎える。
反撃したいラツィオは後半からブラーフライトに替えてMFアントニオ・カンドレーバを右WGに投入。ルリッチを左SBに移し、布陣を4-2-3-1に変更する。
すると後半はラツィオがサイドを起点にボールを保持する展開に。しかし、中央をしっかり守るユベントスを崩すことができない。
59分、ルリッチへの後ろからのタックルでマルキージオにイエローカードが出される。これにより、同選手は累積警告でトリノダービーの欠場が決まった。
63分にはバイタルエリアでキエッリーニがハンドを犯し、カンドレーバが強烈なFKを放つも、ブッフォンが素晴らしい反応で防ぐ。ラツィオはさらに攻勢をかけるべく、マウリに替えてFWケイタ・バルデ・ディアオを投入する。
試合をクローズしたいユベントスは、72分にピルロに替えてペレイラを投入。運動量と守備を担保する。試合終了間際にはテベスを倒したカタルディがレッドカード。ラツィオは10人になってしまう。
このまま最後まで守り切ったユベントスが2-0で勝利。CLモナコ戦に万全の体制で挑む。
【得点者】
17分 1-0 テベス(ユベントス)
28分 2-0 ボヌッチ(ユベントス)
【了】