ユベントスに所属するFWテベス【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAのユベントスに所属するアルゼンチン代表のFWカルロス・テベスに、古巣クラブの会長から復帰を望む声が上がっている。
テベスは先日、今季限りでクラブを退団する意志があることを代理人や所属クラブ会長に伝えたと報じられた。移籍先として有力なのは、ユース時代を過ごし、2004年までプレーした古巣のボカ・ジュニオルズで、同選手は母国に帰還するプランを描いている。
アルゼンチン紙『ラ・ナシオン』でボカのダニエル・アンジェリッシ会長は「テベスとは昨年にクラブへ復帰する案について話し合った。しかし、一つ問題があって、彼はユベントスと2016年まで契約を結んでいる。もし契約のことが解決されれば、いつでもボカの扉は開かれている。私はユベントスと彼の交渉がうまくいくことを望んでいるよ」と近い将来に同選手がチームに戻ることを示唆した。
テベスは今季、公式戦38試合に出場し、26ゴール7アシストとキャリア絶頂とも言えるパフォーマンスを維持している。尚、ユベントスは、リーグ30節終了時点で勝ち点12差の首位を独走しており、スクデット4連覇はほぼ確定。チャンピオンズリーグでベスト8、コッパ・イタリアでは決勝まで駒を進めており、クラブは初の3冠達成を目指している。
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