ロナウジーニョは現役引退を否定【写真:Getty Images】
今季限りでの現役引退が報じられた元ブラジル代表FWロナウジーニョが17日、記者会見を行った。
引退発表かと思われたが、冒頭で「僕の引退に関する噂が真実出ないことを伝える必要がある。僕はとても幸せだ」と事前の報道を完全否定したロナウジーニョ。
「5、6年プレーできるかはわからないが、ここに残るための理由はいらない」とケレタロ残留を宣言した。
昨年からメキシコでプレーしているロナウジーニョは、「いまは最高の状態で、非常に満足している」と充実ぶりを強調したうえで、「もっとゴールを決める必要がある。シーズン終了をよりよい状況で迎えるためにチームを助けていきたい」とモチベーションの高さをうかがわせた。
ロナウジーニョはメキシコ移籍後、リーグ戦17試合に出場して3ゴールと、決して期待に応えているとは言えない。チームも18チーム中11位と波に乗り切れず苦しんでいる。
18日には4位のクラブ・アメリカ戦に臨むが、ロナウジーニョは「ビッグクラブとの対戦が僕のモチベーションなんだ。他の選手たちがプレーすることを好むように、スタジアムに戻れるのは喜びだよ」と強豪撃破に向けて気持ちを高めている。
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