ロジャース監督(左)と言葉をかわすFWスターリング【写真:Getty Images】
リバプールを率いるブレンダン・ロジャース監督は、水タバコ問題に揺れるFWラヒーム・スターリングやMFジョーダン・アイブら若手選手に対する自身の考えを語っている。
20歳のスターリングは、リバプールの契約延長オファーを固辞したあと、クラブの許可を得ずに英メディア『BBC』のインタビューで「もっと高いレベルでプレーしたい」と移籍を示唆したことが波紋を呼んだ。さらに、アイブとともに水タバコ吸引疑惑まで浮上し、最近になって問題行動が目立っている。
英紙『デイリー・ミラー』でロジャース監督は「2人と話したら、今起きている状況は理解しているようだった。彼らは学びが必要な若手選手だ。責任感を意識させる必要があると思う。我々にできることは彼らを教育し続けることだけだ。
総体的に考えて、ラヒームは違法行為をしたわけではない。彼は若気の至りで無能な振る舞いをしでかしただけだ。しかし、私が今回の件で重要視しているのは、彼らにプロの選手として健康問題に影響する行為はすべきではないことを認識してもらいたいことだ。
スターリングやアイブや他の若手選手は過ちを犯すだろう。だが、彼らは悪い人間ではない。物事に気付かぬまま行動してしまうことが多いだけだ。ただ若いという理由だけでね」と今後も時間をかけて指導していく意志を示した。
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