ボルシアMG戦での低調ぶりが響く
15日の記者会見で、ドルトムントの現指揮官ユルゲン・クロップの今季限りでの退任が決定した。しかし委細かまわず次の試合はやってくる。ドルトムントは今季のブンデスリーガの試合を6試合残している。18日の第29節、パーダーボルン戦から、クロップのBVBでの最後の戦いが始まる。
16日付のキッカー紙は、パーダーボルン戦のドルトムントの先発予想を次のとおりとする。布陣は4-2-3-1である。
【GK】バイデンフェラー、【DF】右SBソクラティス、右CBスボティッチ、左CBフンメルス、左SBシュメルツァー、【MF】ダブル・ボランチにギュンドアン、ベンダー、2列目は右からブワシュチコフスキ、カンプル、ムヒタリヤン、【FW】オーバメヤン。
キッカー紙では、香川真司はベンチからのスタート予想となった。
辞任を発表した会見で、クロップは「リーグ戦で可能な限り上位を目指す」とも語っている。退任の決定はしたが、目の前の試合で勝利を目指す姿勢は変わらない。
キッカー紙は先発予想を、前節のボルシアMG戦とほぼ変わらないメンバーとした。ボランチではケールがベンダーに、トップ下の香川がカンプルとなっただけで、他は代わるところはない。
15日から、離脱していたベンダーとカンプルが練習を再開している。またキッカー紙は内転筋の問題で、おそらくロイスはパーダーボルン戦を欠場すると見込んでいる。
そしてボルシアMG戦では63分に交代した香川に対して、キッカー紙は「5」と厳しい評価を付けており、これらのことを踏まえてトップ下の予想をカンプルとしたのだろう。