インタビューを受けるケルンの2選手【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガのケルンに所属するFW大迫勇也とMF長澤和輝が、現地時間17日のドイツ紙『EXPRESS.DE』のインタビューに答えた。
第28節で先制となるPKを獲得し、2点目をアシストしてドイツ紙『キッカー』からはMOMとベストイレブンに選出された大迫。そして、1部初先発で見事監督の期待に応え、勝利に貢献した長澤をドイツ各メディアは称賛した。
同紙も例外ではなく、その感想を二人に聞いている。
1部初先発の長澤は「チャンスが得られたのは非常良かった」と喜んだが、「コンディションはまだ完全ではない」と、長い間試合に出ていなかったため100%ではないと明かした。
そして「試合にもっと出られれば、コンディションはもっと良くなる」と、自分はまだまだ出来ることを強調している。
大迫は「初めの頃は何でもいっぺんにやろうとし過ぎていた」と、プレーに迷いがあったことも打ち明け、後半戦に入り、出場機会の増えた理由を「自分のタイミングと、チームメイトとどうやってプレーすれば良いかが分かってきた」と明かした。
さらに「コミュニケーションも取れるようになってきた」と、周囲との連係が向上していることも述べている。
ファンの喜びの声を「ハードワークをした報酬」と話した大迫。交代の際にお辞儀をする理由についてと問われると「教育の一部でもあるけど、感謝を表現している」と説明した。
再び活躍が期待されるケルンの日本人は、18日にアウェイで先発が濃厚な同世代のFW原口元気が所属するヘルタ・ベルリンと対戦する。
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