1試合出場停止処分が軽減されたFWズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】
フランス五輪委員会は現地時間17日、パリ・サンジェルマン(PSG)によるFWズラタン・イブラヒモビッチに対する4試合出場停止処分の異議を認めた。この裁定によりフランスリーグ協会(LFP)は1試合の処分軽減を発表している。
イブラヒモビッチは3月15日に行われたアウェイのボルドー戦後、「15年間でこんな審判を見たことは一度も無い。このクソみたいな国はPSGに相応しくない」と発言し、政治家をも巻き込んだ論争に発展。LFPにより4試合の出場停止処分が科せられていた。
国内リーグ3連覇のかかるPSGにとって、エースFWの4試合の出場停止処分は大打撃となる。そのため15日に同処分を不服として、国内のスポーツ最高機関であるフランス五輪委員会に異議を申し立てていた。
同委員会はその異議を受け入れ、この結果、イブラヒモビッチの処分は3試合の出場停止に軽減。5月2日に行われるリーグ戦第35節のナント戦から出場することが可能となっている。
PSGは現在、国内リーグ1試合未消化で首位リヨンと勝ち点差「2」の2位。ここ終盤に来て、爆発中のエースが1試合でも早く戻って来ることは、同チームにとって朗報となっている。
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