膝の状態が既報通り思わしくないDF内田篤人【写真:Getty Images】
DF内田篤人の所属するシャルケは現地時間17日、19日に開催されるブンデスリーガ第29節のヴォルフスブルク戦に向けての記者会見を行った。
会見に出席したロベルト・ディ・マッテオ監督はベンチ入りしながらも出場機会の与えられていない内田について言及している。
2月28日に行われたボルシア・ドルトムント戦を最後にスタメンから外され、次のホッフェンハイム戦を最後に出場の無い内田。シャルケはリーグで内田が出場しなくなってからの4試合で3分け1敗と勝ち星から遠ざかっている。
その不調のシャルケに対し、サポーターを初めとする各方面から内田待望論が生じており、ディ・マッテオ監督が起用しない理由が理解できないとまで言われていた。
16日のドイツ紙『キッカー』では、起用しない理由を膝の状態が良くないためと報じており、17日の会見でディ・マッテオ監督は改めてそのことについて語っている。
同監督は「ここ数試合アツトには全く出場機会がなかった。その理由は、膝に問題抱えているからだ」と、負傷していた膝の状態が既報通り良くないことを明かした。
『キッカー』によれば、日本代表のチームドクターに手術を勧められているというが、シャルケは保存治療でどうにかしたいと考えている様子。ディ・マッテオ監督も「それでも彼は、我々にとってとても重要な選手だ。出来るだけ早く良くなることを望んでいる」と、手術による長期離脱は避けたいようだ。
残り6試合となったブンデスリーガだが、果たして内田の起用はあるのだろうか。
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