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一つの時代の終わり。名将クロップが育てた10人の選手たち

text by 編集部 photo by Getty Images

6)マリオ・ゲッツェ

6)マリオ・ゲッツェ:22歳

 2009年にドルトムントユースから、クロップ監督が17歳の若さでブンデスリーガでデビューさせた。以降、攻撃陣の中心としてリーグ優勝に貢献。チームをチャンピオンズリーグ決勝まで押し上げた。2013年にバイエルンに移籍。現在は市場価値64億円のアタッカーに成長している。

7)ロベルト・レバンドフスキ:26歳

 2010年に21歳でポーランドのレフ・ポズナンから加入した。加入当初はトップ下を担い、リーグ優勝に大きく貢献した。その後、指揮官のもとで「得点力」「巧みなポスト」「献身的な守備」と全てを兼ね備えたアタッカーへと成長した。2014年、契約満了とともにバイエルンに移籍している。

8)イルカイ・ギュンドアン:24歳

 2011年に20歳でニュルンベルクから加入した。その素晴らしいパスセンスとキープ力で、すぐにクロップ監督にチームの指揮者として任命された。2013年には脊椎の負傷で1年以上の離脱を強いられたが、今シーズン無事に復帰している。

9)マルコ・ロイス:25歳

 ユース時代をドルトムントで育ち、2012年にボルシア・メンヒェングラッドバッハから23歳で加入した。攻撃陣のラストピースとして、加入初年度に19ゴールを上げる大活躍を収め、チームをCL決勝に導いた。ゲッツェやレバンドフスキが移籍した後も、指揮官とともにチームの柱として牽引し続けている。

10)香川真司:26歳

 2010年に21歳でセレッソ大阪からドイツの地に活躍の場を移した。クロップ監督のもと「期待の若手」から「日本の10番」へと成長を遂げた。2011年、2012年のブンデスリーガ2連覇の立役者として、ファンから最も愛される選手の一人となった。

【了】

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