再び移籍報道が加熱し始めたFW岡崎慎司【写真:Getty Images】
マインツのクリスティアン・ハイデルGM(ゼネラルマネージャー)は、FW岡崎慎司の国内移籍を許可しない方針のようだ。現地時間17日のドイツ紙『ビルド』で明かしている。
今季29試合に出場し、12ゴール5アシストと好調を維持する岡崎。その岡崎に16日のドイツ紙『キッカー』はボルシア・メンヒェングラッドバッハが興味を示していると報じていた。
この報道に対して、ハイデルGMは「ボルシアMGは我々の半数を欲しがっているだろう」と話し、「我々はドイツ国内のチームにシンジを移籍させることは考えていない」と、拒否する姿勢を示した。
岡崎の契約は2016年までとなっており、移籍金を得るなら今夏しかチャンスはない。それでも昨冬にはイングランドのレスター・シティによる1250万ユーロ(約16億円)の提示を拒否。その後、放出を避けるために岡崎の移籍金を1500万ユーロ(約19億円)まで上げたとされている。
しかし、すでにヨーロッパリーグ(EL)で敗退してしまったとは言え、決勝トーナメントまで進み、さらに来季はチャンピオンズリーグ(CL)出場の可能性も高いボルシアMGにとって、資金に関しては問題ないと予想される。
レスターからのオファーをも拒否したマインツだが、それ以上の金額を提示された場合も断れるか、またCLに出場できるチャンスを岡崎がどう考えるのか注目される。
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