勝利を喜ぶドルトムントの選手たちとユルゲン・クロップ監督【写真:Getty Images】
MF香川真司の所属するボルシア・ドルトムントは現地時間15日、7年間同クラブを率いたユルゲン・クロップ監督の今季限りでの退任を発表した。
7年間でリーグ制覇2回、DFBポカール(ドイツカップ)優勝1回、そしてチャンピオンズリーグ準優勝と輝かしい成績を残した同監督の退任を選手の多くが惜しんでいる。
ソーシャルネットワーク(SNS)上では「#dankekloppo」と言うハッシュタグをつけることでクロップ監督への感謝の言葉が各方面から拡散されている。
そして、ドルトムントの選手の多くがSNSで同監督への思いを綴った。
まず初めに反応したのはMFイルカイ・ギュンドアン。個人の『ツイッター』で「4年間ありがとう、クロップ!僕はこの時間を絶対に忘れない」と、ドルトムントで指導を受けたことを感謝している。
また、主将DFのマッツ・フンメルスも『インスタグラム』で「素晴らしい時間は終わってしまった。私は常にユルゲン・クロップと共にある。彼に素晴らしい退任の瞬間を与えるためにベストを尽くす」と、綴っている。
衝突もあったとされるMFケヴィン・グロスクロイツも「6年間ありがとう。あなたがいなければ今の私は無かった」と、感謝を示した。
契約延長をしたエースFWマルコ・ロイスも「3年間ありがとうボス。良い時も悪い時も常に一緒にいてくれた」と、振り返っている。
その他にも負傷離脱中のDFウカシュ・ピシュチェク、復帰を果たしたMFヤクブ・ブワシュチコフスキ、ヌリ・シャヒン、ヘンリク・ムヒタリアン、FWピエール=エメリク・オーバメヤン、GKミシェル・ランゲラクなどトップの選手をはじめ、丸岡満、マリアン・サール、ジェレミー・ドゥジャークなどセカンドチームの選手たちも感謝の言葉を綴っている。
激情家ゆえに選手と衝突することも多かったクロップ監督だが、多くの選手たちに愛されていたようだ。
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