ウォルコットはアーセナルと契約延長へ?【写真:Getty Images】
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督はイングランド代表FW、セオ・ウォルコットが今後もチームに留まるだろうと自信をのぞかせている。15日付のイギリスメディア『スカイ』が監督のコメントを報じた。
ウォルコットとアーセナルの現行契約は2016年6月30日まで。契約延長交渉はまだ行われておらず、その去就には英国内のメディアも注目しているようだ。以前から、ヴェンゲルはウォルコット残留を希望する発言をしているが、先日はリバプールのFWラヒーム・スターリングとの大型トレードの噂も報じられていた。
しかし、改めてウォルコットとの契約延長について聞かれたヴェンゲルは「私は(残留について)自信を持っているよ」と、コメント。さらにヴェンゲルは同選手への賛辞を惜しまない。
「セオには素晴らしい未来が待っていると信じている。彼は本当に辛い負傷から復活した。毎週のように彼は(パフォーマンスが)良くなっている」
「彼はまだ若く、これから素晴らしいゴールの記録を作っていくだろう。彼はそれだけのクオリティとインテリジェンスを備えている。だから、彼にはこのクラブに残って欲しい」
ウォルコットはアーセナルで10季目を迎え、現在のチームではMFアブ・ディアビと並び、最古参選手の一人。近年は負傷の影響で出場機会が減り、プレミアリーグでの出場はここ2シーズンで、わずかに21試合と苦しんでいる。
2006年に17歳と75日というイングランド代表最年少デビュー記録を打ちたて、そのまま同年のドイツ・ワールドカップメンバーにも選出されたウォルコット。まだ伸びしろを残す26歳という年齢だけに、さらなる成長と活躍を見せ、監督の期待に応えることが出来るだろうか。
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