リバプールのイアン・エアCEOはスターリング残留に期待を寄せる【写真:Getty Images】
リバプールのイアン・エアCEOは、FWラヒーム・スターリングが“長期間”クラブに残ると考えている。スターリングは新契約へのサインを拒んでいるが、心配していないようだ。
スターリングは先月、週給10万ポンド(約1800万円)の新契約にサインすることを拒んだことで大きく騒がれていた。クラブ幹部は、許可を得ずにスターリングが『BBC』のインタビューで細かく話したことに怒りを露わにしている。
20歳のスターリングは現在の契約が2年残っており、新契約に関する話し合いはシーズン終了まで先延ばしにすることを求めた。だが、エア氏はまったく問題視していないようで、スターリングはアンフィールドに残ると見ている。
エア氏は「ラヒームの代理人は、将来に関する話し合いを夏まで待つことを求めてきた。我々はそれを尊重する。彼はリバプールの選手であり、契約は2年残っている。我々は、彼が長期間にわたってここにいると思っているよ」とスターリングとの契約延長に期待を寄せている。
一方でマンチェスター・シティやチェルシー、アーセナルといったビッグクラブからの関心は増し続けている。だがリバプールは、スターリングの夏の獲得を望むクラブは、5000万ポンド(約88億3000万円)を支払わなければいけないとしている。
契約延長問題とは別に、スターリングは水タバコを吸っていたところをスクープされたことが騒動となっている。しかし、ブレンダン・ロジャース監督は違法行為ではないとしてスターリングに処分を科さない方針だ。指揮官はむしろ、写真や映像をリークした友人たちを問題視している。
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(※)本記事はインデペンデント紙との独占契約により、Football.Blueが日本での配信を行っています。