チェルシーのFWディディエ・ドログバ【写真:Getty Images】
チェルシーのFWディディエ・ドログバが、先発フル出場した12日のQPR戦を振り返っている。
37歳のドログバは今季35試合に出場しているが、その大半が途中出場で数分間プレーしたのみ。プレミアリーグで先発出場したのは4試合目、フル出場したのはアウェイのマンチェスター・ユナイテッド戦以来2試合目だった。
ジエゴ・コスタ、ロイク・レミーの負傷を受けて先発したドログバは「プレーしていないときにこういうゲームに出るのは難しい」と述べるも、「しかし、僕はベストを尽くす。QPR相手にも自分の肉体的な力のベストを発揮しようとした。監督が必要とするなら、僕は準備ができている」と語り、チームへの忠誠心を示した。
チェルシーは残留を争うQPR相手に88分のセスク・ファブレガスのゴールで辛勝するなど、苦戦を強いられた。2位アーセナルとは勝ち点差「7」をつけており、試合消化数も1つ少ないため、“ブルーズ”のリーグ制覇は揺るぎないものとされているが、ドログバはまだタイトルレースは終わっていないと主張している。
「そう思いたいものだろうけど、QPR戦を見れば、1試合や2試合で簡単に勝ち点差が埋まってもおかしくないことが分かるはずだ。集中を保ち、すべて今までのようにやらなければいけない。
残り数試合になると、ますます難しくなるんだ。QPRのようなチームは残留を争っている。だから、よりインテンシティーがあるんだ。よりコンタクトが激しくなる。多くの試合がそうなるんだ。でも、僕らは最後まで続けなければいけない。ゴールを決め、違いを作れると信じなければいけないんだ」
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(※)本記事はインデペンデント紙との独占契約により、Football.Blueが日本での配信を行っています。