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メッシ、困難な1年を過ごしたと認めるも「今は幸せ」

text by 編集部 photo by Getty Images

メッシ、困難な1年を過ごしたと認めるも「今は幸せ」
リオネル・メッシ【写真:Getty Images】

 バルセロナのFWリオネル・メッシは、クラブ公式マガジン『バルサ』のインタビューでチームと自身の現状について言及した。

「今は幸せを感じる」と満足感を示すメッシ。昨季はチームが無冠に終わっただけでなく「ピッチ外の問題(脱税容疑)や怪我、そして僕のパフォーマンス」によって困難な1年を過ごしたと認め、「今年は違うスタートで、今は良い感じだ」と述べた。

「昨季の僕のプレーには継続性がなかった。長期離脱を強いられ、復帰してからも調子を取り戻せなかった。僕の最高のプレーを取り戻すため、昨年過ごした全てを忘れ去ろうとした」

 今季のメッシは、バルサが3冠を達成したシーズンと同等の結果を残しているが「少しでも関係性があると良いね。できるだけ遠くに辿り着けるよう、希望に満ち溢れているから全タイトルを制覇するために戦う」と、タイトル制覇へ意欲を見せる。

 頻繁にサッカー史に残る記録を更新しているメッシだが「ゴールを決めることは素敵だけど、ここまでくると全てのゴールが1ゴールに過ぎない」と、浮足立つことはない。

 そして「ハットトリックを決めたボールはトロフィーとともにショーケースに保管してある。チームメイトにサインをしてもらうのは、彼らの協力なしで達成できないからだ」と付け加えた。

 インタビューでメッシはプライベートについても触れた。同選手は息子チアゴくんの存在は自身の全てを変えたそうで、「特に考え方を変えてくれた。第一に彼がいて、次にその他だ。試合をどう受け入れるかに関しても、以前は負けたり何か間違ったりした時は、3~4日間誰とも話さなかったけど、今は試合終了後に子供の顔を見るだけで落ち着く」とその存在の大きさを語っている。

【了】

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