チャンピオンズリーグ準々決勝についてコメントするカルロ・アンチェロッティ監督【写真:Getty Images】
レアル・マドリーは14日、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝・1stレグでアトレティコ・マドリーと対戦する。カルロ・アンチェロッティ監督は前日記者会見で同試合について自身のビジョンを語っている。
今季アトレティコ相手には2分4敗と、ネガティブな傾向がみられているマドリー。しかし、アンチェロッティ監督は「全てが同じ敗北ではない。一つの原因を挙げるのは困難だが、明日の一戦は勝つ必要性もない。引き分けが重要になってくる可能性もある」と、準決勝進出のカギを語った。
「我々の目標は準決勝進出を果たすことだ。アトレティコに勝つことではなく、ウンデシマ(CL11杯目)を制覇することを目指す」
試合のアプローチに関しては「試合開始から終了するまで戦い、ゲームを支配するチームが見たい。4-4-2や4-3-3、システムの問題ではなく、勇気と個性を示すこと。コンパクトなプレーをすることが大切だ」と付け加えた。
「対等な準々決勝だと思う。五分五分。2試合とも引き分けでも準決勝へ進めるから、考えているのはアトレティコに勝つことではなく準決勝へと進むことだ」
なお、アトレティコのディエゴ・シメオネ監督については「多く語る必要は無い、偉大な監督だとあらゆる場面で証明してきた。世界最高監督の一人だ」と讃えた。
「私にとって彼との対戦は光栄だが、難しい問題でもあるね」
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