チェルシーFWドログバはQPR戦に先発出場した【写真:Getty Images】
チェルシーのFWディディエ・ドログバは、来季も現役を続ける意向であるとメディアの前で明言した。13日付のイギリス『ガーディアン』が同選手のコメントを報じている。
来季もプレーを続けるのか、という質問を受けたドログバは「もう決断したよ。イエスだ。これが最後のシーズンではない」と語り、引退については否定した。
同紙によれば、チェルシーは新たに1年契約をドログバに提示するのではとされているが、正式にはまだ何も決まっていないという。今後、ドログバはジョゼ・モウリーニョ監督と話し合いの機会を設け、そこで去就について決定を下すようだ。
「僕らは考え、意見を言い、そして彼(モウリーニョ)がどうしたいのかも知る必要がある。僕らはたくさん話すことがある。だけど問題はないよ」
また、ドログバは終了間際にセスク・ファブレガスが決勝点を決め、1-0と辛勝した12日のQPR戦についても言及。
ジエゴ・コスタが離脱中で、ロイク・レミも負傷でということで急遽出場機会を得たことについて、「あまりプレーの機会がなかった中で、いきなりこのような試合に出場するのは難しいこと。でも常に自分のベストを尽くすよう心がけている。監督が必要としてくれるなら、いつでも準備は出来ているよ」と、頼もしいコメントも残している。
ドログバ所属のチェルシーは次節にホームでのマンチェスター・ユナイテッド戦、さらに翌週にはアウェイのアーセナル戦とこの終盤に強豪との2連戦を控えている。プレミアリーグやチャンピオンズリーグの優勝経験を持つ37歳のベテランストライカーは、再びチームのタイトル獲得に貢献することは出来るだろうか。
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