アトレティコに所属するDFミランダ【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのチェルシーが、夏の移籍でアトレティコ・マドリーに所属するブラジル代表のDFミランダの獲得を狙っている。
30歳のCBは、母国にあるコリチーバでキャリアをスタートさせると、ソショー、サンパウロを経て、2011年にアトレティコに加入。昨季はクラブの18季ぶりとなるリーグ優勝に貢献し、チャンピオンズリーグでも準優勝を経験。空中戦で無類の強さを発揮するベテランDFとしてチームをけん引している。
英紙『デイリー・メール』によれば、チェルシーは、アトレティコとの契約が残り1年半を切ったミランダを低額の移籍金で獲得できると見込み、クラブのテクニカルディレクターを務めるマイケル・エメナロ氏が11日に行われたマラガ戦の視察のため現地に足を運んだという。
移籍騒動についてミランダは「ニュースはもちろん耳にしている。オファーをくれることはとても嬉しい。自分が周囲を納得させられるプレーを見せられている証拠だからね。しかし、私はクラブとの契約がまだ残っているし、他の場所でプレーすることは想像できないよ」とコメントした。
チェルシーは昨夏もミランダの獲得に動いたが、本人がアトレティコでのプレーを望んだため、移籍は実現しなかった。尚、マンチェスター・ユナイテッドは、同選手の獲得のため、2700万ユーロ(約34億円)を用意していると報じられている。
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